こちらのページでは、後縦靭帯骨化症(OPLL)の保存治療を受けた方の体験談をご紹介します。ぜひ、これからの治療の参考にしてください。
私の場合症状が軽かったためか、治療方法は手術以外に保存治療もあると言われ、温熱療法を約2年間行いました。月に2~3回通院して温熱療法を受けて…という2年間はとても長く、正直辛かったですが、少しずつ症状の改善を実感できたので続けられました。現在もまだ多少痛みを感じることはありますが、痛みともうまく付き合っていかなければいけないのかなと思っています。
頸椎カラーによる治療を6週間ほど行いました。痛みがかなりあったので、これだけで治るのかと不安でしたが、結果痛みは全くなくなりました。入院をする必要もなく、ただ頸椎カラーをつけて安静にする、という治療でした。治療方法も恐かったり痛かったりするものではなかったのがよかったですね。
なるべくなら手術はしたくなかったので、運動療法で保存的治療を行うことにしました。理学療法士の方についてもらいながら通院で治療を行いました。ですが、4か月後くらいに手のしびれが悪化してきていることに気がついて、結局手術をすることに。場所が首ですから手術は恐かったですが、やはりすぐに治そうと思ったら手術の方がいいですね。すぐに痛みもしびれもなくなって、日常生活への影響もなくなりました。普通に動けるということが本当に嬉しいです。
最近薬物療法を始めました。実は5年ほど前にも薬物療法による保存治療をしていて、症状を抑えるためにビタミンB剤を服薬していました。その時には1か月程薬を飲んで、治療が終わったときには手のしびれはかなり軽くなっていたのですが…やはり手術をしないと再発するようです。今回はビタミン剤と筋弛緩剤の両方で薬物療法をしていますが、今後の経過次第では手術も視野に入れたいですね。
後縦靱帯骨化症の治療方法として、牽引療法というものを行いました。首を引っ張って治す方法で、そんなもので治るのか?とちょっと半信半疑だったのは確かです。ですが、入院しながら治療をしていくうちにだんだんしびれが軽くなっていき、3週間ほど経った頃には指がスムーズに動くようになっていました。入院期間は長かったのですが、簡単な方法で改善できたので本当によかったです。また発症する可能性はあるそうですが、とりあえず今のところは痛みもしびれもなくなりましたね。
後縦靱帯骨化症の温熱療法を行いました。首の痛みを感じる部分を温めるというものですが、純粋に温めてもらっている間がとても気持ち良いですね。実は最初は薬物療法を行っていたのですが、元々胃が弱い体質だったので胃痛が酷くなってしまったんです。そのため、薬物療法よりは時間がかかりますが、体に負担のない温熱療法に変更してもらいました。治療期間は、多分2年くらいは通院していたのではないかと思います。症状が一進一退でとても根気がいりましたが、今では軽い運動をすることもできるようになっています。治療期間や治療の確実性を考えるとやはり手術が一番の選択なのかもしれませんが、メスはできれば入れたくなかったので、保存治療を頑張ってよかったです。
頸椎カラーによる治療を行いました。器具をつけていた期間は大体2か月くらいでしょうか。私の場合はそれほど症状が酷くなく、指が少々動かしにくく痛みを感じる程度だったので、頸椎カラーですっかり良くなりました。治療期間も思っていたよりも短かく、仕事にもスムーズに戻ることができました。頸椎カラーで良くならなかったら手術といわれていたので覚悟していましたが、前段階で治って一安心でした。
親身に症状を聞いてくれて、症状に合った薬を処方してくれました。また、他の病院から処方されている薬のことも加味して、その薬と相性の良い薬を処方してくれて助かりました。同じ症状に悩む方の話を聞くと、自分より多くの薬を処方される方も多くいらっしゃるので、しっかり先生と相談して必要な薬とそうでない薬をアドバイスいただけるようにすると良いと思います。
先生と相談して、頸椎カラーでの治療を選びました。先生からは経過をみて、4~8週間程度と言われていましたが、私の場合は6週間で取ることができました。取った後にまた痛みが再発したら嫌だなと思っていたのですが、今のところ痛みはなく通常と変わらない生活を送れています。ただ、もし症状が悪化してしまうと手術もあり得ると言われていますので、定期的に通院し、悪化を防ぐようにしたいと思います。
先生からは完治はしない病気だから痛みと付き合って生活するしかないと言われました。痛みを取り除く手術の話もあったのですが、常時痛みがあるわけではないので、一旦は保存療法で様子をみることに。元々、痛みが出たときはロキソニンを飲んでいましたが、定期的に通院して、病院から処方された薬を飲むようにしています。運動したりすると、振動で首に痛みが出ることがありますが、前のようにズキズキするような痛みではないので楽に感じます。また、先生にすすめられて枕を変えてからは症状が楽になった気がしています。
41歳の時に後縦靭帯骨化症の診断を受けました。主治医の先生からは、特定疾患の一つである事と、受給者証の交付を受けられる事、歩行困難や寝たきりになる可能性がある事等々の説明を受けました。痛みはあったのですが、痺れや麻痺などは無く、すぐに手術を受ける必要はないとのことでしたので、薬物療法で痛みを抑えつつ、運動療法で痛みの解消を目指すことにしました。まだ痛みはあるので時間は掛かりそうですが、手術を受けて仕事に穴を空けずに生活を続けられてよかったです。
担当医からは手術の提案もあったのですが、出来る限り手術を避けたかったので、運動療法による保存治療を受けることにしました。こわばった筋肉をほぐすことから始めて、理学療法士の先生による指導のもと粘り強く治療を続け、以前よりは症状も軽減されたように感じてました。しかし、これ以上症状が悪化する前に手術を受けることを決意。気軽に受けられる手術ではないので悩みましたが、日常生活に支障が出るまえに治したいと思います。
脊柱管狭窄で後縦靱帯骨化症を同時期に発症しました。手術はせず、色々な治療を試しています。腰の牽引や電気治療、両腕を交互にあげる滑車を使った専用の器具やマグネット式負荷自転車などのリハビリも試しましたが、劇的な改善は見られませんでした。その後、腰の牽引と電気治療、それにウォーターベットの自動全身マッサージや、カイロプラティックでの治療を続けています。症状は良いときもありますが、痛みがなくなったわけではないので、日常生活にも気を付けて生活しています。
主人が頸椎後縦靭帯骨化症と診断されました。首の痛みに悩んでいたのですが、症状としては軽度のため、手術は回避して運動によるリハビリや投薬で様子を見ています。今は定期的な検査なども受けておらず、リハビリは続けながらも痛みが出たときに痛み止めの薬を飲んで生活していますので、手術の予定は今のところありません。しかし、もし今後悪化したときのために、他の治療法などは情報収集しておく必要があるなと考えています。
1から分かる後縦靱帯骨化症の治療ガイド