こちらのページでは、金沢脳神経外科病院の特徴を調査してまとめました。
金沢脳神経外科病院は、その名の通り、脳卒中センターを備え、脳神経外科に力を入れている病院です。
また、脊椎センターも設置していて、頸部や腰部を中心とした脊椎専門外来も設けています。そして、脊髄・脊椎外科研究所の設立を視野に入れ、先駆的な脳神経外科病院を目指しています。
脊椎手術の経験も豊富で、平成25年度は病院の総手術件数が397件に対して、腰椎の脊椎手術は248件、頸椎の脊椎手術は53件の実績があります。病院で行っている手術の多くを脊椎手術が占めており、後縦靭帯骨化症の治療件数も多い病院です。
金沢脳神経外科病院では、低侵襲の顕微鏡手術を中心に行っており、その手術方法も革新的といえます。
金沢脳神経外科病院の特徴は、ほかではあまり行われない、低侵襲の顕微鏡手術(MD法)と呼ばれる手術を行っていることです。
この手術は、従来の手術と比べるとわずかな切開ですむため、体に負担が少ないとされます。
切開部分の痛みはほとんどなく、出血も少なくてすみます。そして、顕微鏡で術野を拡大して、鮮明な視野で行われるため、安全性も高いといわれます。手術時間も大幅に短縮され、切開部の縫合もないため、ほとんどの患者さんが手術翌日には離床が可能で、予後も良好、早期退院ができます。
病院長も務める、脊椎外科の佐藤医師は、すでにこのMD法での手術を約3000例も手がけており、MD法の権威ともいえる先生です。
2012年1月から2013年12月までの2年間に行った176例では、手術による後遺症状や合併症もなく、手術成績では症状がすべて消失、または痛みと歩行障害は解消していると評価されたものが、94パーセントにものぼりました。大変安全な手術であると考えられます。
住所 | 石川県野々市市郷町262-2 |
アクセス | JR東北本線 松任駅からタクシーで10分 |
診療科 | 脳神経外科、神経内科、循環器内科、脊椎専門外来、もの忘れ専門外来 、脳ドック、ボトックス外来 |
診療受付時間 |
平日 午前8時30分~11時(診療開始は9時~) 午後13時30分~15時(診療開始は14時~) |
休診日 | 日曜祝日 |
1から分かる後縦靱帯骨化症の治療ガイド